2016年6月21日
Enlighten Americas 2015 ボルチモア、ワシントンDCに行ってきました
Enlighten Americas スケジュール
オープニングパーティが始まりました(ヒルトンホテルエントランスにて)
インナーハバークルージング ウェルカム船上ディナーパーティです
バーバラ ホートンさんと
セミナー会場です(ヒルトンホテル会議室前ロビー)
ボルチモアペンテーション。ここからアムトラックでワシントンDCユニオンステーションへ
ナショナルミュージアム(無料) 西から東への地下通路入り口(とても広い)
セグウェイにてこのグリーンのエリアをみてまわります
ホワイトハウス前にて 国会議事堂は外観改装中で足場がオブジェのよう
ワシントンDCダレス国際空港です
帰途につきます!!!
Enlighten Americas 2015(ボルチモア)のセミナーとは
201510月8日のオープニングパーティから参加して、9日、10日とセミナーを受講してまいりました。
セミナーはアートトラック、サイエンストラック、プロフェッショナルトラックに分かれていて、其々の分野でスピーカーが講演されます。英語です。
日本から岩井達弥氏、澤田隆一氏がアートトラックに於いて講演され、同じ仲間として誇らしく感じました。
サイエンストラックにて、
Dr.Yoshi Ohno 氏 (CIE President) のセミナーは、演色性についてでした。私たちはRa(平均演色評価数)が高いほど色再現が良いと考えています。
ところがDr.Ohnoは演色評価数(カラーレンダリングインデックス)について疑問をなげかけるような研究の講演をされました。 Dr.Ohno はfidelityという言葉を使って、見え方の忠実性をあらわすには、光源の色温度をも合わせ考慮した測定値が基になる別の指数(Qa)なるものがが必要ではないかという問題提起をなされました。
どう判断していけば良いのだろうか?
Raの数値は信頼性にかけるのだろうか?
と思っていると、その後
“mondo” 誌のなかに
IES TM-30-15 としての考えを述べてありました。
その解釈が又難しいのですが、
思うに、色の忠実性を探るには、平均演色評価数も特殊演色評価数もfidelityも数値は高いほうが良いのであって、全てを総合的に判断することが必要ということのようです。
照明デザイナーとして考えさせられる刺激をいただきました!!
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